-
幸せの形2024年12月8日
随分と寒くなってきましたね
お客様の上着も私の上着ももこもことしてきました日頃よりたくさんのお客様にご利用頂き
こうして自分の思う形で花を扱えている事が
本当に嬉しいですFLOWERSROOMという場所のおかげで私は
かなり魂に沿った生き方が出来ている
この仕事が合っています私が花屋を一生やろうと思ったきっかけは
ある親子の姿中学生くらいの男の子とお父さん
母の日に向けてお母さんへのギフトをどれにしようか
悩んでいる2人の姿に感動しちゃったんですよね自分ももう子供がいたからその場にはいない
お母さんへ思いを馳せて「こんなに悩んでもらってお母さん幸せだなぁ」って
こんな景色を一生見ていたい
そこから10年以上が経ち今もブレない軸が
私が花を扱う理由ですだから色んな人の気持ちに触れる
ある調査によると人は年代が上がるにつれ
「他者より自分の考えを重視する」
「人づきあいは相手を絞らず需要的」という傾向が高く出るらしく
私はまさに40代で人との関わり方がその傾向にあって
心がちゃんと開いていますだからいつも人の話を聞いて自分の心に聞いてます
自分にとっての幸せの形は何かをここで涙する女性をたくさん見ますが
結婚や出産はデリケートなものをたくさん
含んでいてその人にしか分からない部分がたくさんある離婚もそうですね
子育てもそう私は子供達を育てあげた頃に離婚をしましたが
再婚願望もあるし子供だって産みたいと思ってるんですねほとんどの女性は子育てはもういいって言うみたいですが
私はいいなぁって今も思う離婚であんなに苦しんだのに
なんだか矛盾してる気もして
でもいいなぁってやっぱり思う自分の好きになった人がもし結婚にも子供にも興味がない人
だったら私は悲しくなると思う
そこに期待も希望も持っていないのは寂しいって
それが良い悪いの話じゃなくてねまた望むというのは1つ私には子供達をちゃんと育て上げたという
成功体験があるからなんだと思います20年を共にして誰かと関係を築き上げる
そのホームとなる場所に期待や希望を持つ自分でいたいよね
そういうところにあたたかさみたいなものを
感じていたいよねそっかだから離婚したんだなぁ
というか喜びも悲しみも全部携えて前を向く
それが私の人生スタイルなんでしょうね大前提女性として好きな人の子供を産むというのは
とても幸せな事だと思いますし自分で自分の事をジャッジしてしまいがちですが
自分がどうしたいか
それを素直に持ち続ける事が救いだし望みですよね今どんな状況にあってもそれを大事にすればいいんです
きのうはある女性の涙を見て私も泣きそうに
なってしまいましたその人にとっての幸せの形がある
何が幸せかってその人にしか分からないでもちゃんと言葉の奥にしまわれています
だから私も慎重に自分の引き出しから言葉を
選びとる自分の経験も無駄じゃなかったなぁ
今目の前にいる人に寄り添えるっていうのは
良かったなぁって思いますみんなみんな幸せになろうね
-
子供を頼る2024年10月29日
今日もまた女性のお客様が泣いてしまいました・・・
私が女性として母として仕事人として
自分を体現し続ける場所でたくさんのお客様の涙を見てきましたこの場所に流れる空気なのか私が発する言葉なのか・・
何かがその人の張り詰めた心に小さな穴を開けるみたい私も同じ涙を流した事があるので
きっと大丈夫なんだと思いますママさんみんなみんな頑張っています
仕事もし育児もし家事もするどれだけ社会の制度が整ったとしてもこの涙を
拭う事は出来ないような気がしてそれだけ母親になるという事は孤独な事です
うまくいかない
頑張れないそれを責める人はいないから大丈夫です
日本は察するとか空気を読むとかで無意識に人の目を
気にしたり誰かと比べたり・・だけどもよく見て下さい
目の前にいる我が子はあなたを選んでこの世に生まれて
きましただから頼りましょう
自分という人間を提示し続ける事が一緒に生きるという
事ですうまくいかない
頑張れないそんな時もあるという事を教えてあげなくてはいけません
誰かを頼っていいんだよそれを体現する事で子供も誰かを守るという事を
知る事が出来る他者との関わりの基盤はそこにある
誰かを頼り守れる人
最高だね♡私自身も子供達に頼りまくってきました
何かあった時はお互いに手を差し伸べて
「大丈夫だから」と言い合える関係だったように思います子供達の目の前で土下座しながら号泣した事もありました
どうしても自分の夢を掴みたかったから
子供達に迷惑をかけてまで自分の人生に
しがみついているのが情けなくて葛藤や矛盾
言葉に出来ない思いは涙となって
私の目から溢れ出たんだと思いますそれを当時小学校低学年だった娘が
どこにもこぼれ落ちないようにすくってくれました「大丈夫だから。ママは自分の夢に向かって頑張ればいい。」
自分という人間を提示し続ける事が一緒に生きるという事
それは今目の前にいる相手との信頼を築くためです人は1人では生きていかれませんから
本当はそれだけでいいんです花があるとほっとしてみんな泣いちゃうね
女性として生まれてきて良かったって
たくさんの女性が思えますようにうまくいかない
頑張れない道の途中はそれでいいんだと思います
光は影を持ってこそ光るんだから
-
子供に怒る事とかあるの?2024年10月9日
「子供に怒る事とかあるの?」
私これ本当によく聞かれますがほとんど無いかも
しれないです逆にそんなに怒らなきゃいけない事あるかな・・
この前23歳の娘がぽろっと言ったんですよね
彼氏がいるので私より大切な人を見つけたんだね
なんて話をしたら「ママより大切な人なんてこの世にいるわけない。
本当はママとは24時間365日一緒にいたいんだよ」って
23歳がそんな事言うなんてと一瞬思ったんですが
魂レベルではそうなのかなぁって空の上からこの人をお母さんにする!って
決めて降りてきてるってよく聞きますから
子供達は魂レベルではそこまでを望んで
降りてきてるんだろうと思いますこの手から離れるまでの20年を共に過ごし
最後は娘の言ったようなところまで到達するのかも
しれないですね今は女性も働く時代
家事も育児もして働くのは大変な事です
私もそれを乗り越えてきましたが
振り返ってみても子育てが大変だったとは
全く思っていません共に生きる
それだけイライラして怒鳴られたら子供の魂は
きっと傷つくはずああしなさいこうしなさいは
ああしてほしいこうしてほしいという
親のエゴかもしれないですしね女性は強いですから出産の痛みにも
耐える事が出来ますその後は優しさを学ぶ時なのかもしれません
時間は全ての人に平等に与えられていますから
同じ時を過ごすならなるべく笑顔で誰かを大切に
思って生きていきたいですよねその姿を子供は見ています
そして親がするように子供もする写し鏡です
-
マイノリティとマジョリティ2024年10月2日
先日の定休日
ホテルのフロントのバイト
社員さんに指示されてシャワーカーテンについた
カビを洗い流す洗濯バサミでパチパチパチ
ホテルの裏のフェンスにかけた4、5枚のシャワーカーテン
わりと風があってチェックインまでには乾きそうあまりきれいじゃない浜松の街中の路地裏が
その向こうに見えるこれって誰にも気づかれない仕事だなぁなんて
思って何だかとってもエモーショナルな時間私は店でお客様にチヤホヤされているので
このコントラストなるものがとても大事だと
思うんですね自分が置かれている状況からしか物事を見れないので
あれば見落としが必ずあるマイノリティとマジョリティが混在するシーンは
いつ発生してもおかしくないわけでそのはざまみたいな
ところで苦しむ人に気付ける自分でいたいなと思うんです私いつもパトロールしてます
いい気になってる人いないかなって笑いたからって何もしないんですけど・・
私の主観だし・・・これからは個人の自立がとても大事になってくると
思うので共存するってとこも一緒に考えていかなきゃ
いけないですよね他者を理解する為に光と影の体験値を持っているかどうか
全ての人に成功体験のようなものが必要で
誰かに認めてもらうとか必要とされたとかそれがその人を強くしていくんだと思うから
そんな事を考えてます
-
本音も建前も超えて2024年9月17日
花屋の店主は人との関わりについて思いを巡らせています
日本には本音と建前という言葉がありますね本音はその人が本心から言う嘘偽りない言葉
建前は相手の気持ちを汲み
不快感を与えないように配慮する事現代ではなかなかこの使い分けや意味を
正確に捉える事が難しくなってきていますSNS上で顔も知らない相手に本音をばんばんぶつける
その人のパーソナルな部分が剥き出しになって
捉える空気もそこにはないそのやりとりを見にいく人もいたりして
人には承認欲求というものが備わっていて
誰もが自分という存在価値を誰かに何かの形で
伝えてもらいたいんだと思うんですリアルな体験を得るという機会が減っていって
素晴らしき日々の為の心と体のレッスンもままならない「自分がどう思ったか」が全てだと思うんです
その瞬間をしっかりと握る事
持ち続ける事
誰かにぶつけるものじゃなくて
本音も建前も超えた信頼を得るという事過去にも何度か書いた夏の児童クラブで出会った
男の子自分以外の全てを敵のように見て
思い通りにいかない時は牙を剥き出しにするこの子は何も悪くない
それだけを思ったのを今でも覚えていますすごいね
嬉しいな
ありがとうそう言う機会はいくらでもありました
ちゃんと見てあげればいくらでもあるほとんどの人は普通以外のものにレッテルを貼る
それが良くない人の事は分からない
だからちゃんと自分の目で見てあげなきゃ徐々にほぐれていったその子の心の中は
優しさでいっぱいでした「あ?何?先生今日コンビニ?
だめだよちゃんと作んなきゃ!」「今日時間なくてさー!
明日はちゃんとお弁当作ってくるね!
気にかけてくれてありがとう(^^)」照れた顔を今でも覚えています
ミサンガも
「あーはい!」
「わー!長ーい笑!嬉しいーありがとう♡」
その日からずっと首にぶら下げてました
その気持ちが嬉しかったんだよって
大事に持ってるんだよって
その子に知って欲しかったからもうそこには本音も建前も必要のない
信頼があるじゃない?
私の首にぶら下がってるんだから最後の日は全然そばに来てくれなくて
遠くの方で石ころ蹴飛ばしながら「あーはいはい。さようなら!」
「ちゃんと挨拶したいから先生の前に来てー笑!」
そんな感じでした
人には他者の存在が必要です
そこにいる
それだけでいいんだって誰かに何かの形で伝えて
もらいたい本音も建前も超えて信頼が欲しいんだから
そういう体験を多くの人にしてもらいたいなと
思いますそう
ミサンガは今も手にするととってもとっても
あたたかいです
Popular
-
Recent
- 最高男子君の育て方 2025/06/16
- リースは永遠性のシンボル 2025/05/31
- 天使が届けてくれた幸せ 2025/05/13
- 母になった日 2025/05/04
- 花屋のディスプレイ 2025/04/19
-
Archive