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母との時間2025年6月29日
父からヘルプ!の連絡があり母と病院に行った日の事
私の父は社交的で活発で自分のやりたい事を
とことんやる人
料理も作れるから言ってみれば1人で何でも出来ちゃう
タイプ
対照的に母は内向的(?)で専業主婦だった事もあり
視野が狭いタイプ
互いに70代になった今もそれは変わらずで
母は父には本当に可愛げがない
加齢と共に聴力が落ちてきて自覚してる以上に
聴力が落ちているのではないか
テレビの音量でケンカをしたらしくそのまま
私に電話がかかってきました
「お母さんと一緒に病院に行ってくれん?
俺が一緒に行くって言ったらえらく怒ちゃってさ・・」
そんなこんなで朝早くから総合病院の耳鼻咽喉科の
待合室で順番を母と待つ
内容をしっかり把握して父に伝えるのが私のお役目
先生に事の顛末を話して今の状況を聞く
「聴力低下は見られますが年齢相応です。
でもご本人がねぇ補聴器はつけたくないと頑として・・
そこは病院がつけて下さいとは言えないのでねぇ。
老眼鏡と一緒です」
早くに病院が終わったので遅めの母の日でご飯にでも
行こう
そう言ってテラスのあるお茶屋さんでモーニング
木々が植っていて気持ちのいい風も通る
母の何でもない話をちゃんと聞いてあげる
家族で私と娘、息子だけじゃないかなと思います
母の話を否定もせずちゃんと聞くのは
この前の日に作業療法士のお姉さんが
「人生においての満足度、重要度、あとは遂行度
これを軸にして患者さんにむき合うんです」
そんな話をしてくれ母に問いかけをしてみたんです
「お母さんはこれからどんな生き方をしたい?」
「そんな事考えた事もない・・・」
「じゃあお母さんの好きな事は何?」
「編み物は好き」
・・・
(編み物やってるところ私の記憶にはないけども)
でも母はこの時間の中で
「また連れてきて(^^)」
「帰りもゆっくり帰ろう」
そう言ってくれました
父にはあんなにつっけんどんで文句ばかり言ってるのに
私にはほんとに素直
母にとってはこれからどう生きていきたいかの
問いよりも私といい時間を過ごせた事の方が
大事だったのかもしれない
「また耳が本当に聞こえにくいってなったら
私に言ってね」
実家に戻り田んぼから帰ってきた父に報告
あんまりお母さんに怒っちゃいけないよ
父を咎めるようなラインを送ってしまった後だったけど
「ありがとね(^^)」
家族の在り方を振り返る日になりました
母の世代は専業主婦も多く女性が耐えるような
時代だったと思います
その背景も考えると年を重ねてわがままに
振る舞う事があっても仕方ないとも思う
男尊女卑の時代は終わるべくして終わったように
思います
無理はきかないから
調和が新時代のキーワードですね
年齢も職業も性別も関係なく気の合う人と
いい時間を過ごす
それがいいね
でも家族の在り方は変わらない気がする
大事な事はずっと変わらない気がするんですよね
お店のライトを寄り添わせてみる(^^)
飛松灯器さんのライトです
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最高男子君の育て方2025年6月16日
最近立て続けに息子君と関わる方から
「どうやって育てたらあんな風に育つのか」
ありがたい事にそんな風に息子を評価して
下さって母としては嬉しい限り
前もって言っておくと至らないところも
たくさんあります
私が頭を抱えるという時もあるし
自分のケツは自分で拭え!みたいな時もあります
私もそういう時はてめえこらぐらい豹変しときます
(そういった言葉は使わないですけど空気をね)
男子君はそのくらいしないと締まらないよね
これ
配慮はしながら遠慮せずぶつけ合えるというのが
私達親子の「やって良かった事」かもしれません
20年を共に過ごす中で親子のコミュニケーションは
欠かせないものでした
家庭は社会生活の基盤みたいなもの
本音で語り合わなければ相手を理解する事も
信頼する事も出来ない
私も子供達には自分をさらけ出してきた
その時間の積み重ねの中で他者に寄り添うという
事を知っていくような気がします
人はそれぞれにキャラクターがあって
長所と短所もそれに含まれると思うんです
その両方が許される場所が家庭であって欲しい
自分で手放さなければ時間をかけて築いていける
唯一の場所
それが安心安全だったら外に出て行った時に
自分の持っている寄り添いを差し出せるはずです
息子は元々大人びたところはあって
育てるからにはそこから引き上げれるように
少し上のところを要求したりしていました
中学1年生では
「誰も1人になる事がないように
あなたがクラスの全員を見なさい。
あなたならそれが出来るから。」
3年生の進路面談では
「なぜその高校に行きたいのか
先生に自分の口でしっかり説明しなさい。
それが出来たなら私は息子の希望の学校を
希望しますと先生に言う。」
都度息子はそれに応えてくれました
高校に行ってからはもう学校に一切をお任せ
1度だけ学校の事に関しては自分より前に出るなと
息子に怒られた事はあるけれど・・
「先生に感謝の手紙を書きたい!」
「だめだ!俺より前に出るな!」
それは結局譲ってもらい
(というか内緒で書いていたらバレて
何も言われなかったので許可と判断しただけ)
手紙の最後にこう書きました
残りの学校生活も校長先生はじめ諸先生方に
ご指導頂き更なる成長が出来るよう家庭では
息子とたくさん会話をしようと思います
これからもご指導よろしくお願いします
いつか親の元から巣立つ時がくる
徐々に徐々に親の立ち位置も変わっていく事を
わきまえながら自分1人で育ててるわけじゃないって
視野を広く持っていたいものです
不確実な時代に外の世界に安心安全を求めて
レールの上に乗せる事は簡単です
お店に来る20代の男の子と話すと
「自分はこのままでいいのか」
ってふと考えるってよく聞く・・・・
結局あなたは何がしたいの?って
レールの上ではアイデンティとかパーソナリティ
とかが出しづらいかもしれないですね
ただ危なくはない
豊かで安全な国、ここ日本で自分らしく生きるは
望める事だと思うから自分は何者なのかを説明できる
くらいに育て上げて社会に出せたらいいのかな
そんな風に思います
あとは「女性には優しくしなさい」ってこれは
言ってました
その代わり私も女性らしく振るまってましたね
男女平等って言葉選びは難しいですけど
生まれ持った性を大切にするのもやはり大事な事
その上で時代の変化と共に関わり方も変わっていく
必要はあって・・・
女性の社会進出が増えて男性に負けないよう
頑張らなきゃって思う必要はない気がしてます
寄り添い男子君が増えてコミュニケーションも
上手にとれるとなったら女性は張り合うのでは
なくてどう思う?って聞く力や頼る力を
身につけたらいいと思う
私も息子君が小さい時から「今日の服どう思う?」
とかって聞いてました
「うん!ママ可愛いよ!」
大人になった今は「仕事でこういう事があって
こうでああでこうなって・・どう思う?」
「いいんじゃない?ただこれはこう考えても
いいかもね」
元々女性と男性で体力が違うわけだから
女性が自分から「頑張ろう!」って自発的に
思える関わりを持った方がいいと思うな
気持ちが違うじゃない?
それで頑張ってやってダメならすぐに弱音
吐いちゃえばいいんだから
「ダメだった・・・泣」みたいな
大丈夫です
いい時代になりましたから男性はちゃんと
寄り添ってくれます
女性は守るべき存在
男尊女卑の時代はもう終わりました
1人の人間も色んな顔がある
息子は私を人としても女性としても仕事人としても
尊重してくれている最高男子君です
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