ブログ | FLOWERS ROOM | 静岡県袋井市にあるお花屋さん

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2024年03月の記事

  • Instagram
  • まだ若い2人
    おうちに飾る花を楽しそうに選んでる

    ピンクのチューリップに
    スノーキャンドルを添えて・・・

    「彼氏さん何でもいいよじゃなくて
    一緒に選んでくれるのいいですね(^^)」

    花を包みながら話しかける

    彼女さんはとっても可愛いらしくて
    お花が似合うなぁ

    こういうちょっとした一言がお客様との距離を
    ぐっと縮めてくれるんですよね

    「いつか店やりたいんです・・2人で」

    「そうなんですね!何屋さん?」

    「カフェとかこういう花屋とかいいなって思います」

    「ほんとは仕事辞めたいけど・・・辞めれません
    結婚とかもあるし責任あるし、もう若くないんで」

    「お兄さんは何歳?」

    「24です」

    なんだかお兄さんが今の若い世代の子達を
    映し出しているかのようなそんな気持ちになりました

    私は仕事を通して色んな方と話をします
    お店で起こるさまざまな人のシーンも見ていて

    その全てを通して自己理解と他者理解をしているように
    思います

    最近では外の世界へ出ていく事も多いから
    双方の理解がより深まっている気がしていて
    私の体の中に大きなうねりをもたらしているような感覚

    現実に起こる事はそれほど意味をなさない
    それによって自分がどう思ったかが重要なんですよね

    お兄さんは終始うつむいて話をしていた気がしています
    というか発した言葉がお兄さんをうつむかせていたのかなぁ

    そんな風に見えました

    これからは女性もキャリアを築く時代
    顔を上げて見なきゃいけない事は
    お互いにどれだけありがとうを交わし合えているか
    どれだけ笑顔でいられているか

    そんな当たり前の事
    もっとみんな身軽でいいのかもしれないですね
    肩の力を抜いて

    全ての人が表現者だし輝ける時代
    とことん自分に夢中になって人生をドラマチックに
    生きてほしいな

    幸せはどこにある?
    その問いかけが心がけになります

    何かを望む事も信じる事も等しく全ての人に
    与えられているからきっと大丈夫ですね

  • 都内のコーヒー屋さん

    インショップ
    月曜の夕暮れ時は帰路に着く人が
    淡々と行き交いコーヒーを飲む人も
    待ち合わせか時間を潰している様子

    私はというとこの日は慣れない集まりがあって
    人に会っていたから少し疲れていました

    せっかくだから花屋やアパレルショップなど
    見てトレンドなど様子を伺ってみる

    ちょっと休憩して帰ろう

    レジに立つお兄さんが

    「今日のご気分はどんな感じでしょう(^^)?」

    ん?

    「いつもそうやって聞いているんですか?」

    「はい、1杯のコーヒーでお客様を幸せにするが
    うちのコンセプトなんです!」

    へーそうなんだ・・・
    ではでは

    「今日は人に会わなきゃいけなくて
    歩き回ったし少し疲れました…
    浅煎りがいいかな…
    酸味があるほうが好きかもしれないです。」

    「それならエチオピアかこれか。
    お値段少し違いますがこちらはうちでしか
    飲めないのでおすすめです(^^)」

    「へーどうしようかな」

    「フレーバーも違うからお好みで
    選んで下さい」

    「ふんふん…うーんじゃあせっかくだから
    こっちにします」

    「お席までお持ちしますね!」

    空いている席に座って行き交う人を
    眺める

    少したって別のお兄さんがコーヒーを
    出しながら

    「最高の1杯が入ったみたいです(^^)」

    ん?おしぼりに

    「おつかれさまです!おいしいコーヒー
    楽しんでください!」

    これはもうお兄さんの淹れた最高の1杯
    受け止めます!という気持ちで!

    コーヒーを淹れたお兄さんが遠くから
    「おいしいですか?」
    のアイコンタクト

    「おいしいです(^^)」
    こちらもアイコンタクトで返す

    また少したってお兄さんが席に来てくれた

    「いかがでした?」

    「おいしいです(^^)」

    「良かったー!飲んですぐおいしいって
    顔されてたから」

    「このおしぼりいつもこうやって
    書いてるんですか?」

    「はい、マグカップに書けなかったので
    こちらに(^^)」

    なんだかとっても好奇心旺盛なお客さんに
    なってしまったわ・・・笑

    「向こうにお花屋さんが見えますよね
    それもいい。おいしいコーヒーと花と…
    今ここにいるこの時間がとてもいい気分です」

    「わー嬉しいです。そう言って頂けると
    自分達のやってる事、これでいいんだって
    思えます!」

    「私も静岡で花屋やってるんです(^^)
    またとない時間を作るって思ってやってるんですよ」

    「静岡で!?そうなんですね!
    まだうちの店舗はないけど催事で行ったりするから
    またぜひ!最高の接客します」

    「店舗展開すると空気感とか目に見えないものを
    みんなで共有するのは難しそうですね・・」

    「そうなんです…そこは頑張らないといけない
    とこです」

    「でもここに座って眺めてると誰かがやっている姿に
    周りの人がノッていく気がします。とても感じがいい(^^)」

    「あー嬉しいなぁ・・ありがとうございます!
    ゆっくりしていって下さいね」

    お兄さんはその後仕事を終えて
    ベンチでお連れさんと話をしている様子

    帰り際テイクアウトでおかわりを頼む
    お兄さんがまた来てくれた

    「おかわりありがとうございます(^^)」

    「こちらこそありがとうございました」

    簡単な挨拶を済ませて
    今度は私がベンチに座ってコーヒーを待つ

    お兄さんはお連れさんと私の背にある
    エスカレーターで上階に

    手には花

    「何笑、花なんか買っちゃって」

    お連れさんに突っ込まれてるその言葉が私の耳に入る

    コーヒーを別のお兄さんから受け取って

    「このおかわりはお兄さん達の接客が
    良かったから頼みました。さっきの
    お兄さんにも伝えておいて下さい(^^)」

    「ありがとうございます!必ず伝えます。」

    人がいる場所にあって当たり前のものなんて
    ないですから足を止めて目の前にいる人に
    ちゃんと向き合う事

    それがコミュニケーションスキルです
    もちろんタイミングや相性の部分はあるから
    全ての人とうまくやるなんて事は出来ないけれど
    この世には悪い奴(うまくいかない事)もいっぱいいるから・・

    心掛ける事は出来る

    それがまたとない時間を生み出します

    自分が人にどう見られているかは
    コントロールが出来ない部分なので
    私は伝える事ってすごく大事だと思うんですよね

    それがその人の糧になったり参考になったり

    時間を一緒に作っていく
    相手の声や表情や間、仕草
    そういうものをちゃんと見て
    ノせていくというんでしょうか

    緻密に繊細に意図的に

    かち合えば素敵なリズムになります

    とてもいい時間でした

    何よりも私がそう思ったという事が大事で
    それだけが自分にとっての真実

    濃いピンクのバラ
    花言葉は「感謝、賞賛」です