ブログ | FLOWERS ROOM | 静岡県袋井市にあるお花屋さん

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  • 私は今レーズンクッキーサンドたるものを食べています

    お客様からの差し入れとの事で勤務後に頂きました

    ちょうど私が担当したお客様

    とても笑顔の素敵な品のある高齢のご夫婦で
    (年齢を聞いてビックリとてもお若く見えました!)

    気さくにお話して下さり私も自己紹介

    お話の中で経営者さんかな?と思うところがあったので
    お伺いしたら60年続く会社を経営されていたとの事

    色々お話をして頂きました

    大変な事はたくさんあったし人に騙された事もあった
    だけどその度に助けが入った

    ぶれちゃダメだ
    ずっと自分の中で変わらないものを持ってなきゃ
    だから続くんだよ

    周りが助けてくれるから
    40代がいいんだよ
    そこでまた頑張る

    そしたらいい人生になる
    無駄な事は1つも無いから

    わっはっはと明るく笑顔で自分を語る姿に
    改めて私もいい歳の取り方をしたい

    そう思いながら

    ルンルンでもう1つの担当の卓へ

    お食事も進みご夫婦と息子さんでお仕事の話を
    されていました
    あれ?
    こちらも経営者さん?との事でお伺いしたら
    65年続く会社を経営されているとの事

    こんな事ある?

    「ずっと続けるには何が1番必要というか大事ですか?」

    そうお伺いしたら

    「半分以上は運だね」

    私は確信しました

    FLOWERSROOMはきっとずっと続く

    私は運がいい

    残り少ない勤務日

    紅葉シーズンを前に稼働がここまで落ち着く日は今日が
    最後だろうとマネージャーが言ってたな……

    割り当てられた担当の卓が2件とも
    経営者さん
    ゆっくり話も出来た

    半分以上は運だねと言ってくれたお客様が退室際
    最後に手を振ってくれました

    「頑張ってね」

    そう言われた気がしました

    東北に来て色んなお客様をおもてなししましたが
    目に見えないものは言葉に乗る
    笑顔に宿る
    物腰は柔らかいけれど胸を張っている
    あとは眼差しが違う

    私の印象では堂々と自分でいる人

    そういう人は言わずともそれが伝わってくる気がします

    私はそういう人を素敵だなと思う
    今日それを実感しました

    ポジティブなエネルギーの交流は素晴らしい時間を生み出します

    それをいつも求めてる

    パラレルワールドは自分の意志と共にある
    私はそう思う

    そういえばこちらに来る前にあるお客様に

    「店主さんもうじき覚醒しそうですね」

    って言われてですね

    そう思わしき出来事があったりなかったり

    あるお部屋にずっと白い影がぐるぐる昇っているんですね
    いっつもいるんだから

    一緒に働いている人に話したら
    それはあなた東北の神様にお参りに行ったほうがいい!

    なんて言われてこの前御祈禱してもらったら
    ぽちゃーんって音がして異次元に行きました……

    うーんパラレルワールド

    東北の神様は割と近くまで寄ってくるんですね

    明日からも胸張って生きます!

    Iさん
    店主は覚醒しました…笑笑

  • 東北に来て早1か月半

    宿泊施設でのお勤めはとても有意義なものになっています
    レストランサービスはおもてなし部門

    個室にお料理を運ぶのでご案内から
    最後のデザートまでの時間で
    お客様に時間をかけて向き合えます

    ビジネスにおいてのサービスとは何かを調べると
    「顧客に対して提供される付加価値」
    と出てきたんですね

    1度朝食時に女性1人で宿泊のお客様の対応をして

    「いいですね、1人旅(^^)私も1人旅よく行くんですよ」

    そうお伝えしたら

    「実は初めての1人旅なんです!なぜか思い立って!
    もうくせになっちゃいそうです(^^)」

    このやり取りの瞬間に
    あ……これは絶対に忘れちゃいけないなって

    提供する側は毎日の事だけどお客様にとっては特別な時間で
    特別な日で

    そう
    初めての1人旅かもしれないし
    1年に1度の大切な日かもしれないし

    提供する側とされる側のこの差をどれだけ近づける事が
    出来るかは

    「配慮」

    これに尽きると思います

    たった一言の言葉を添えるだけがいい時もあると思うんですよね
    与えるだけがサービスではないというか……

    これは割と重要で難しいと思うんですが
    女性は得意とするところだと思います

    聞く力とあとは細かいことに気づく事が出来る

    時代は変わり……
    目に見えないものに価値を見出す人の意識は高まっていて

    それとは逆にますます便利な時代になって
    自分の思い通りにいく事(しかも時間をかけずに)を良しとする人ももちろんいる

    二極化する世界
    それは今はまだ未知数で

    始まったばかりだから

    これって子育てにも通ずるところがあると思うんですよね

    最近は家族間での事件がとても多い……

    配慮しましょう

    この人の生きる世界を自分も生きてみたい
    そんな風に誰かに思ってもらえるように

    子供は自分の所有物ではありませんから

  • ちょうど1か月前

    静岡から秋田への道のり700キロ
    関東より上を運転した事は無い

    休憩をこまめに取り仮眠もする
    かなりの余裕を持って出発

    不安は的中せずに
    歌を歌いながらふふふんふん

    なんならもっと走れるわよとなり
    今思えばなぜそんなに体力が維持出来たのかが
    不思議

    気が抜けた
    降りるインターを間違えて気づけば山の中(うそん)
    携帯のナビしかなくて電波はもちろん圏外

    ここに来るまでに道のりはなんとなく頭に入れた
    でもこれはまずい
    山道がすぎる
    山道すぎる

    道中左手に山の家らしきところは確認していたから
    不安が限界に来たところで引き返す

    対応してくたのはおじいちゃん2人
    トイレも貸してくれたし
    電話も貸してくれた

    「ここの温泉旅館に行きたいんです」

    一通り説明をして3人で地図を見まくる

    「ちなみにここはどこですか?」

    「ここ?宮城だよ宮城!」

    「うそー!」

    とにかく3人で地図を見まくる

    ここに行きたいならあーでこーで
    おじいちゃん2人が熱心に意見を交わしあってくれる

    「ナビではこの道をずっと行けば着くはずなんです。
    でも山道すぎて不安でいっぱいで……この道は繋がっているんですか?」

    「おう!繋がってる繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」

    とにかく地図を見ながら熱心に意見を交わしあってくれる

    「108号線だ、108号線に出れば行ける!でも時間がかかるぞ」

    「ちょっと待って下さい……この道をずっと行っても108号線に
    行ける……んですよね?ほんとーにこの道は繋がっているんですよね?」

    「おう!繋がってる繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」

    「もう1度聞きます。本当にこの道は繋がっているんですね?」

    「おおう!繋がってるよ繋がってる!・・・俺は行った事ないけど」

    「分かりました!行きます!」

    そして私は今秋田にいます

    宮崎駿監督の君たちはどう生きるかを出発前に見ていたから
    もうそれじゃんと思って

    ちなみに菓子折りを持っておじいちゃん2人にお礼に行きたいけれど
    山道が怖すぎてこちら側から向かう勇気がありません

    人生で1度きり
    あんな山道は人生で1度きり
    それでいい

    以上冒険者より

  • 宿泊施設はお客様の滞在時間が長いので
    接客を学ぶにはとてもいいんじゃないか
    と思っていたんですね

    目的を持って来たし
    自分の店をブラッシュアップ出来るよう
    動きをつけたという感じです

    お勤めは秋田県ですが連休をもらえたので
    東北地方でずっと気になっていた宿泊施設
    山形県鶴岡市のスイデンテラスに行ってきました

    建築は素晴らしい
    至る所に紙管が使われていてそれがとても印象的
    ここにも
    あ、あそこにも……
    これが坂茂さんの特色なんですね

    夕陽が沈む頃はテラスに
    遅めにとった夕食は満月を眺めながらのレストランフロアで
    環境に合わせるとはこの事

    でも一番印象的だったのはレストランサービスのお兄さん

    私がドリンクに口をつけて頭をあげた時
    まんまるの月が視界に入ったんですね

    携帯で今日は満月?と調べた頃に料理が運ばれてきて

    「今日は満月ですね」

    携帯の画面にちらっと満月って文字が見えたので(^^)」って

    テーブルの脇に置いた携帯はちょうどお兄さんの目の前

    私の期待値をぐっと引き上げてくれた素晴らしい接客でした
    お料理と最高のロケーションと添えてくれたちょっとした一言で
    とてもいい時間


    花屋ならば素敵なブーケやアレンジはまずありきで
    それをぐっと引き上げるにはやはり接客なんじゃないかなと
    思います

    相性もあると思うので全ての人を満足させるというのは
    難しいとは思いますが
    人を感動させるのは人でしかない
    私はコロナ禍でずっと人は人と関わるべきだと
    なぜかずっと思っていました

    全てのものを息づかせるのは人
    その向こう側には人がいるんだから

    扱い方を間違えない事がとても大事
    たくさんの人がその本質をよく見極めれると
    いいですね

    それが何の為にあるのかを一旦考えるというか

    物事には情熱を傾けて
    人には配慮する

    そんな具合がいいのかな

    私は温泉旅館のレストランサービスにいるので
    お客様が旅をする時に求めているものは何かを
    考えたりします
    旅に美味しい料理は欠かせないもの
    その時間をぐっと引き上げる為にちょっとした
    口添えが出来たらなと思います

    お客様はそれぞれが自分の満足を求めて時間を買いに来た
    そう思うと迎える側が思うよりもずっとお客様の期待値は
    高いところにある

    初めての1人旅かもしれないし
    もう無いかもしれない家族旅行かもしれないし

    仕事はやはり流れ作業になってはいけないですね
    人と人が対面する事の良さって確実にありますから

    花屋に持ち帰るものが今回の体験ではたくさんありそうです

    まずは花ありき
    今よりももっといい花を提供しなければ
    そこも強く感じています